福井人 no.46
竹部 美樹、福野 泰介
第1回のコンテストのプランである、約2万本の眼鏡をつなげた「めがねギネス」で、ギネスブックの記録を更新
第4回で提案された「日中相互訪問プロジェクト」。日中の学生や民間人の交流会を江で実現
全国から大学生が集まり、“市長になったつもり”で 鯖江の魅力や課題、活性化プランなどを話し合う「鯖江市地域活性化プランコンテスト」が行われて2012年で5回目。はじまりはある女性の想いからだった。同コンテスト実行委員会コーディネーターの竹部美樹さん(右)だ。東京で働いていたが、「故郷の役に立つことをしたい」と帰郷。自ら市役所や商工会議所、商店街などに企画を持ち込み、運営スタッフに地元の学生を集め、開催にこぎつけた。コンテストでは独創的でユニークなプランが多く生まれ、「めがねギネス」のように実現した企画も。回を重ねるごとに地元の学生たちの意識が大きく変わってきたという。「自分たちが主体的に活動する楽しさを学生に知って欲しい」と竹部さん。昨年9月にはNPO法人を設立し、IT会社jig.jp代表の福野泰介(たいすけ)さん(左)を理事として迎え、さらなる若者支援のプロジェクトを計画中。「竹部さんは、若者をまきこんでまちづくりを企てる同志、って感じですね(笑)」と福野さん。今後、どんな“大学生市長”が登場するのか楽しみだ。
住所:鯖江市本町2-1-11
営業時間:10:00〜17:00
アクセス:JR鯖江駅からと帆8分
JR福井駅から車で27分