福井人 special no.17
へしことは若狭地方の伝統食で、魚を保存するためにつくられた糠漬けのこと。毎年6月に塩、糠(ぬか)、麹(こうじ)に漬け込み1年後の5月にあげます。サバを使うのが一般的。へしこ寿司は秋の収穫祭などによく食べられた南越前特有の郷土食です。
① へしこを、一晩(5〜6時間)かけて塩抜きして、2時間甘酢に漬ける。
② 油ぎりの葉を8枚ほど広げて、へしこをのせ、その上にご飯をのせる。
③ しっかり包むようにして、輪ゴムやヒモで縛る。
④ 1時間ほど寝かせて、葉の上から食べやすいサイズにカット。できあがり!