「福井人」
福井地方の人々に出会う旅

福井人 no.8

今を生きる 100年目の呉服屋三代目

酒井 茂美

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着物文化を広く伝えるために着付教室を開催


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太い眉にしっかりした目鼻立ちの酒井茂美さん(中央)は、「しげみちゃん」と呼ばれるのが悩みの種、という呉服のさか井」のお茶目な三代目。福井県に呉服屋の数が多いのは、「やっぱり人付き合いを大切にするとこやから」と茂美さん。対面販売が主の呉服屋は、人とのつながりを生む仕事でもある。だが最近深刻なのは着物離れだ。そこで、子どもの頃から和文化に親しんでもらおうと、小中学校で風呂敷の使い方や浴衣の着付けを教えている。和装教育を通じて新たな出会いも生まれた。「時代が変わっても人と人をつなぐ役割は変わらんのやわ」嬉しそうにそう語った。

会える場所

呉服のさか井

住所:福井市高木町14-2   

電話:0776-54-1376  

営業時間:月-金 9:00〜20:00 

     日10:00〜19:00

定休日:水

料金:着付け教室1回¥500

   (曜日・時間応相談)   

アクセス:JR福井駅より車で10分