「福井人」
福井地方の人々に出会う旅

福井人 no.19

影の存在だった織ネームの可能性に親子で挑戦

松川 敏雄・晃久

お守り

社員のアイデアが詰まったお守り

NAY_7199-e1435559931667-1024x629

機械の調整を重ね、布でこの精密さを実現。織物でQRコードを表現する技術は特許を取得


PageTop

織(おり)ネームとは洋服についている布製のタグやワッペンのこと。松川敏雄さん(中央)が代表を務める松川レピヤンはその製造会社だ。リーマンショック以降、海外産におされて仕事が激減。「周りと違うことをやらなきゃ生き残れない」と試行錯誤の上、独自で編み出したのは超高密度、高解像度の織技術。織ネームでQRコードの読み込みを成功させ、今では精密文字や地図、写真など未踏の分野を織ネームで実現。女子社員のアイデアを取り入れたお守りも好評で、神社からのオーダーも増えた。「可能性はまだまだ広がりますよ」と四代目の晃久(あきひさ)さん(左)。次の挑戦が楽しみだ。

松川レピヤン

WEB:http://rapyarn.jp/ 

※ 商品はウェブサイトを通して購入可能です