「福井人」
福井地方の人々に出会う旅

福井人 no.34

アナウンサーよりも野菜づくり 七間朝市の若き野菜生産者

佐藤 順子

(大野)佐藤㈪

佐藤さんが育てた、夏の野菜がズラリ。ナスだけでも10種類以上育てている


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大野市民の台所である、七間朝市(しちけんあさいち)。おばあちゃんやおじいちゃんたちに混じって、ショートカットが良く似合う、若い女性が色とりどりの野菜を販売している。佐藤順子さんは、大学を卒業した後、ケーブルテレビのアナウンサー部に就職するも、人前で話すのは苦手ですぐに退職。その後、本の卸し関連会社で働いた後、一念発起で野菜を育ててみようと農業を始めた。家の畑を手伝ったことはあるものの、苗から実がなるまで育ててみたのは初めて。成長する野菜たちの姿がかわいくて、グイグイのめり込んでいったという。さまざまな種類のズッキーニやなす、トマトなど、食べたことのない野菜の種を探しては、育ててみるのが快感になっていった。「大野の土と水が合うのか、比較的なんでも育つんですよね。でも失敗もたくさんしていますよ。葉ものは難しいですね」。朝市の良さはお客さんの反応がすぐにわかること。「クレームもありがたいな、って。次は頑張ろうって思えますから」。おっとりとした口調で熱く野菜について語る佐藤さん。野菜がすくすく育つのはその思いがあるからこそ、だろう。

会える場所

七間朝市

住所:大野市元町七間通り 

電話:0779-69-9520 

営業時間:7:00〜11:00 

料金:時期、商品により異なる

休業日:1月〜3月中旬まで。

    春分の日より再開 

アクセス:JR越前大野駅より徒歩10分