地方の人々に出会う旅

新宮人 special no.23

【特集】本格的な熊野古道を気軽に体感 ─ 新宮に来たら『高野坂』へ行こう♪

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「熊野古道を歩くのって、とても大変なんでしょ?」「本格的な山登りの準備まではちょっと…」

いえいえご安心ください(^-^)

新宮にはそんな女子にも安心かつ、風光明媚で本格的な熊野古道『高野坂(こうやざか)』があります。

友人同士の女子旅はもちろんのこと、カップル、小さなお子様連れのご家族でも

見どころいっぱいの熊野古道『高野坂』にぜひ足を延ばしてみてくださいね♪

広角(ひろつの)口

おすすめは、こちら「広角口」から入るルート。徒歩数メートルで熊野古道らしい景色が目の前に現れます。

古道の名にふさわしい道のり

自然豊かな参詣道である熊野古道。その厳かさを、高野坂では入口から数分で体感することができます。

緩やかな坂道を登ると…

眼下に線路が見えてきます。古の精神と、現代の文明が交差する不思議な感覚をぜひ楽しんでもらいたい。そんなスポット。

御手洗海岸を望む

高野坂の広角口から少し脱線すると、熊野灘が美しい御手洗海岸を望むことができます。

厳かな山道と、力強さを感じる海岸線、この両方を楽しめるのが高野坂の一番の魅力。

山道から望むも良し、海岸に降りるも良し。あなたらしい熊野古道の楽しみ方を探してみてくださいね。

山道から熊野灘を望む

山道を歩いて行き、眼下の線路に想いを馳せたあとに目の前に広がるのは、青色が美しい熊野灘の風景。

御手洗の念仏碑

王子ヶ浜の美しい海岸が見渡せるところに三体の石碑が立っています。
三体とも江戸時代の中ごろに建てられたもので真ん中が地蔵、左右の二体は
阿弥陀を称えた「南無阿弥陀仏」と彫っています。

五輪塔

高野坂の途中、海側に伸びる細い道を100mほど歩いたところに建っている、石組みの壇を築いた五輪塔。
寛文5年(1665)に建てられたもの。

熊野古道の魅力を伝えたい

「たくさんの方々に、気軽に熊野古道の魅力に触れていただきたい」

 

本特集は、そんな気持ちを形にしてみました。

 

熊野古道と聞くと、重装備で、体力に自信がある人が挑戦する修業的要素が強い印象があります。

「新宮人」では、女性でも気軽に、かつ本格的に熊野古道の世界を楽しめる、『高野坂』の雰囲気を

お伝えすることで、そこに足を運んでくださる方を増やしたい。そんな気持ちで企画しました。

 

ほんの一部をご紹介した『高野坂』。

 

一ルートとして親しまれている広角口(登り口)から三輪崎口(降り口)までは、約40分の道程。まずは訪れてみて、みなさんの気分に合わせて距離を延ばしてもらいたい。そんなきっかけになったら素敵です。

 

高野坂(こうやざか)

御手洗海岸の景観が美しい、熊野古道中辺路ルートでは唯一の海が見える道。石畳の道には、念仏供養の石碑や、石の地蔵、山伏を統括した聖護院宮の休憩所跡などがあり、豊かな自然と古道の歴史を気軽に体感できる。

 

<熊野川町「小口」から行く、人気ルート>

熊野古道の人気ルート、大雲取越(おおぐもとりごえ)、小雲取越(こぐもとりごえ)へは、外国人にも人気な、新宮市熊野川町「小口」がおすすめです!詳しくはコチラ

「地域の魅力的な人々に会いに行く」をテーマに、
各地域に住まう人々をフィーチャーしたガイドブック、
Community Travel Guide(コミュニティトラベルガイド)

新宮の魅力的な“女性”に会いに行く
Community Travel Guide
「新宮人」

は、書籍版コミュニティトラベルガイドの世界観を踏襲しながらも
「地域で働く、地域に住まう“女性”」で構成される
新宮市魅力発信女子部が「地域で活躍する魅力的な“女性”」に
フォーカスし、オンラインガイドブックを制作、発展させていく
プロジェクトです。

新宮人で紹介している女性たちは、新宮市魅力発信女子部のメンバーが
推薦した約200人から、魅力的な女性を選抜し掲載しています。

その女性たちの暮らしや働き、語らいから、
新宮のことを知ってもらいたい
新宮にお越しいただきたい
そんな思いをぎゅっと詰め込みました。

女性の活躍に注目が集まる昨今、熊野信仰の歴史息づく
和歌山県新宮市を舞台に、ほかの地域にはない特色を
前面に打ち出したコンテンツを、市民、行政職員が
一体となって創造していきます。

「新宮人」プロジェクトのこれからに、ぜひご注目ください。

新宮市魅力発信女子部 一同