新宮人 special no.21
熊野速玉大社例大祭・御船祭り(神輿渡御式)、お燈まつり、三輪崎八幡神社例大祭。
女子にも人気!な新宮のお祭りです。
男性が中心となりがちな伝統のお祭りを、新宮女子はどのような思いで見つめているのでしょうか。
女子ならではのおすすめポイントと共に、ご紹介いたします!
なんといってもスタート地点!
筋肉隆々の男性達が舟でスタートを待つ姿や、その緊張感まで感じられる所はここだけです。漕ぎ手が一斉に漕ぎ始め、舟がぶつかり合いながら川の中央へと向かう、迫力満点のスタートも見られます。
スタート直後に御船島まで移動して、競り合いを見るのもおすすめ。舟の荒々しさと、巫女さんたちの神々しさも合わせて見られます。
最後はスタート地点で応援している地区の人々を出迎えるのもいいですね。
このお祭りでは、9つの地区に分かれて、御船島を3回廻って速さを競う早船競漕が行われます。
自分の住んでいる地区を応援するのも良し、地元紙の特集を読んでお気に入りの地区を応援するのも良し。
お祭りの2週間前には乗船体験があるので、実際に舟を漕いでみれば、漕ぎ手の皆さんの大変な思いや本番への気持ちを感じられるかも。
荒々しい競漕の迫力と、お祭りとしての神々しさ、その組み合わせもぜひご注目ください!
御船祭りは、女性が主体となるお祭りではありません。
なので「参加」はできません。
けれど、「観て」盛り上げることはできます。
本番は漕ぎ手の皆さんにとっては本当に真剣勝負。
ただ騒いで盛り上げるのではなく、こちらもあくまでも真剣に応援する。
そういう思いでお祭りを迎えています。
最後まで見ると夕方になるので、防寒対策はばっちりしておきましょう!
やっぱり太鼓橋付近の見学通り。
松明を持った上り子を迎えることができます。
その勇姿や、祭りの熱気を直に感じられるのはここだけ!
山で火が付くのも見え、上り子の声も聞くことができます。
そして、恋人や家族、知人が上っている新宮女子は、ここで無事な姿を待っています。
よって混み合いますので、早めに行くべし。
「山は火の滝、下り龍」の全体をよく見たいなら、少し遠い高台が良いかもしれません。
松明に火を付けて、2000人もの上り子が激しい階段を一気に駆け下りてくるところは、まさに「男の祭り」です。
事前に神倉山に上り、石段やゴトビキ岩を知っておくと、祭りのすごさがよく分かります。
「けんか祭り」と言われるように、松明でけんかをする様子も迫力がすごい。
一方で、上る前に「たのむで〜」と松明同士を当てる姿は一体感があります。
下り終えて、待っていた女性と上り子が和やかな会話をする姿には、心温まりますよ。
お燈まつりは「男の祭り」ですが、男女それぞれに役割があります。
男性は、家内安全を荒神様に祈り、女性はごちそうを用意して無事を待ち、祝います。
家族が上れば、やはり心配。
けれどやっぱり、男衆がいつもより格好良い。
だから男の子が生まれれば、お燈まつりに上らせることが新宮女子の夢。
神聖なお祭りですから、女性は松明や装束に触れず、当日は男性にも近づきませんが、どきどきしながら、遠くでそっと見守っています。
まずは三輪崎漁港。
鯨踊りに綾踊り、地元婦人会の踊り・・・
奉納(披露)される数々の踊りを見られるのはここだけ!
屋台でカキ氷を頬張りながらなんてこともできちゃいます。
そして三輪崎漁港から国道42号までも穴場。
お祭りの帰りに、神輿をはじめ恵比寿や大黒天など3台の山車が通る道です。
道幅が狭いおかげで、迫力のある神輿を間近で見られますよ。
やはり数々の踊りが見どころです。
鯨踊りや綾踊りなど、漁港でしか見られない踊りもあれば、まちなかを回る獅子舞などの踊りもあります。
鯨踊りを踊る男性の肉体美は必見!
また、子ども獅子舞も可愛らしくも迫力があります。
男性だけではなく街中で踊る女性たちも素敵で、街全体がお祭りムードになりますよ。
踊り以外でも、神輿が練るところや、移動中に山車同士がぶつかるところも要注目!
「地域の魅力的な人々に会いに行く」をテーマに、
各地域に住まう人々をフィーチャーしたガイドブック、
Community Travel Guide(コミュニティトラベルガイド)
新宮の魅力的な“女性”に会いに行く
Community Travel Guide
「新宮人」
は、書籍版コミュニティトラベルガイドの世界観を踏襲しながらも
「地域で働く、地域に住まう“女性”」で構成される
新宮市魅力発信女子部が「地域で活躍する魅力的な“女性”」に
フォーカスし、オンラインガイドブックを制作、発展させていく
プロジェクトです。
新宮人で紹介している女性たちは、新宮市魅力発信女子部のメンバーが
推薦した約200人から、魅力的な女性を選抜し掲載しています。
その女性たちの暮らしや働き、語らいから、
新宮のことを知ってもらいたい
新宮にお越しいただきたい
そんな思いをぎゅっと詰め込みました。
女性の活躍に注目が集まる昨今、熊野信仰の歴史息づく
和歌山県新宮市を舞台に、ほかの地域にはない特色を
前面に打ち出したコンテンツを、市民、行政職員が
一体となって創造していきます。
「新宮人」プロジェクトのこれからに、ぜひご注目ください。
新宮市魅力発信女子部 一同