「福井人」
福井地方の人々に出会う旅

福井市の食品会社で営業をしていた二見祐次さん。大野の人の穏やかさに惹かれ、2009年、週末だけの古民家を借りることに。３年後の夏、会社を退職してカフェ「Name came Ono」をオープンした。コンセプトは「つながる」。地元野菜で料理を作り、地元陶芸家の器でもてなす。友人とfacebookで立ち上げたのは“大野カフェ化計画”。大野でカフェや雑貨屋をはじめる人を応援するグループだ。つながる機会を作るため、アーモンドの木の植樹ワークショップを開催したところ、多くの人が参加した。「人が集まる場所が増えると楽しいですよね」。今日も「つながり」を求める客が集う。