「農す神戸」
里山+都市。神戸市北区のちょうどいい暮らし

農す神戸 special no.3

神戸市職員が語る!北区で農家になる3大メリット

【新規就農ガイド】

DSC_8278-1024x684

 
 

1.小さく始めやすい

 

神戸市は大まかに言えば1/3が都市、1/3が農村、1/3が山地で構成されています。北区は農村部にあたりますが、車で30分程度で都市部まで行くこともできます。農村部に住んでも医療機関や生活利便施設が遠く不便ということはありません。また「通い農業がしやすい」環境であるともいえます。地縁のない人の場合、いきなり畑と家をセットで見つけるのは容易なことではありません。事実、神戸で就農したばかりの人の中には都市部に住宅を持ちつつ、そこから通って農業をする方も少なくありません。また、北区の中にも藤原台などのニュータウンがあるので、そこに家を持てば、都市部から通うよりもさらに畑まで近くなります。今の家から通う→北区のニュータウンに住んで通う→畑の近くに家を見つけて引っ越す、というように徐々に環境をステップアップさせていくのも良いかもしれません。

 
 

2.どんな作物でもつくりやすい

 

神戸は瀬戸内海に面しているため、雨が適度に降り、気温は基本的に温暖。栽培しにくいものはほとんどありません。また、なかでも北区は山地が多く、昼と夜の寒暖差が激しいため、糖度が高く旨みの詰まったおいしい作物が実ります。これから農業を始める人にとっては、まずいろいろな作物にチャレンジして、それから自分に合うものを見つけていくことができる環境といえます。

 
 

3.生産者と消費者が交流しやすい

 

神戸市では、地産地消を進めるため、2015年の春から三宮駅前の公園「東遊園地」にて、ファーマーズマーケットを開催しています。北区や西区など市内の農家さんが多数出店。子ども連れの家族や外国人の方など、都市部に暮らす多くの方が訪れ、農家の方との会話を楽しみながら新鮮な野菜が買えると好評です。今後はさらに、レストランのシェフや加工業者の方を巻き込み、生活者と消費者をつなぐ新たな機会を増やしていきたい考えです。

 
 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
【新規就農ガイド】
北区で新規就農を目指す人が知っておきたい情報について、神戸市経済観光局農政部の山田 隆大さんと吉森 有梨さんにお話を聞きました。(監修=神戸市経済観光局農政部/写真提供=EAT LOCAL KOBE)(②③の記事は、書籍版『農す神戸』でお読みいただけます。)
 ① 神戸市職員が語る!北区で農家になる3大メリット
 ② 何から始めればいいの?北区就農フロー
 ③ もっと詳しく!農家になるためのQ&A