「三陸人」
三陸地方の人々に出会う旅

三陸人 special no.10

陸前高田の2大七夕

陸前高田市気仙町で900年続く勇壮な七夕祭り。灯籠(とうろう)を点けた壮麗な山車(だし)の上で若い衆が短冊で互いを払い合い、お囃子と「ヨーイヨイ、ヨイヤサー」の掛け声に合わせてきを引き、豪快に山車をぶつけ合う姿がみどころです。

けんか七夕

陸前高田市気仙町で900 年続く勇壮な七夕祭り。灯篭(とうろう)を点けた壮麗な山車(だし)の上で若い衆が短冊で互いを払い合い、お囃子と「ヨーイヨイ、ヨイヤサー」の掛け声に合わせて曳き綱(ひきつな)を引き、豪快に山車をぶつけ合う姿がみどころです。

うごく七夕

陸前高田市高田町に先祖を供養する行事として伝わる七夕まつり。さまざまな七夕飾りを施した山車が、お囃子に合わせて町を練り歩きます。

 

 けんか七夕は、地元の人に交じって観光客も綱を引くことができます。お土産は手にできるマメ?!

アザフ:和紙を1 枚ずつ折って作るアザフ。山車を飾る御簾(みす)には1 本に10 ~ 30 枚、1台には2 万枚以上のアザフが巻き付けられています。「折って支援」の活動が各地で展開されています。

祭組:12 の祭組が参加。山車の装飾から牽引、お囃子……祭組は山車に関する万事を仕切ります。震災後はボランティアを受け入れているところも多いそう。

 

 監修:橋本 裕之さん( 追手門学院大学 特別教授) お問合わせ先:陸前高田市観光物産協会  TEL 0192-54-5011