「三陸人」
三陸地方の人々に出会う旅

まるで昭和にタイムトリップしたかのような雰囲気のある木造の建物。昭和23年創業の追分温泉だ。海の幸、山の幸がふんだんに使われた料理はお値打ちで、地元の人たちの利用も多い。震災直後は避難所として客室を開放、その期間は一般客の利用を断った。「地元あっての商売ですから」とご主人の横山宗一さん。多趣味で、館内にはギターやカホンといった楽器や、古いカメラ、写真集などが並ぶ。数年前にはスケードボートに凝っていたというから、バイタリティたっぷり。定期的に行っている音楽会では、ご主人の歌声を聞くことができるかも？