三陸人 special no.1
海の幸はもちろん、山の幸も豊かな三陸。北から南までは範囲が広いため、食材によってまったく違う食べ方をするものもあります。ここでは三陸ならではの代表的な郷土料理を紹介。
どんことはエゾイソアイナメのこと。脂ののった淡白でホロホロした白身が特徴。肝にコクがあるため、肝を味噌にとかして味噌汁にします。
気仙沼地域に古くから伝わる郷土料理。メヌケやキチジなどのアラと酒粕、白菜の古漬けを煮合わせたもの。家庭によって秘伝があり、味が異なります。
いくら(はらこ)のシーズンである9月上旬〜12月中旬に出回る。鮭の切り身を醤油と酒などで煮、その煮汁でご飯を炊きます。いくらをたっぷりのせて。
しゃきしゃきとした歯触りの食用菊にくるみとにんじん、干ししいたけをあえたもの。冬の長い東北地方では保存が効く菊が野菜代わりに使われていたとか。
「はっとう(はっと)」とは麺のこと。あまり甘くないおしるこの中に、団子の代わりに平たいうどんが入っています。お盆の時期に食べる、宮古の名物。