地方の人々に出会う旅

新宮人 no.21

風船の魅力を新宮から発信したい ─ バルーンアーティスト

名古 智美

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中身の見える瓶にいろんな風船を入れてディスプレイ。

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手慣れた様子で風船を次々と膨らませていく。

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バルーンアートのパッケージ例。空気で膨らませたバルーンは1カ月以上、膨らんだままだとか。

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Baloon Shop MAJOLICAの看板がお店の目印。

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名古さんの新しいチャレンジは続く。
https://www.visual-effect.net


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Balloon Shop MAJOLICA(バルーンショップマジョリカ)の名古智美さんが風船にひき付けられたのは、物心つく前からのこと。母親の掃除機のあとを追って風船を浮かせる遊びが大好きな子どもで、折り紙で最初に作ったのも紙風船。風船以外にボールも好きで、小学生になったらドッジボールのボールを「ぼっこちゃん」と名付け、一緒に寝ていたそうだ。

 

地元の高校を卒業後、大阪で就職。いろんな仕事を体験したが、働き先で誕生日にもらったバルーンに心躍らされた。子どもを新宮で育てるため帰省。「さて、何をやろうか」と思った時に、突然、バルーンショップが思いついたという。やると決めたら猪突猛進、東京のバルーンアートの専門学校に行き、2011年に店をオープン。

 

「宣伝の方法も分からず、お客さんの来ない日が続きましたね。少しずつ誕生日のプレゼントなどの発注が来るようになり、贈られた人が今度は発注してくれるようになりました。ピアノやダンスの発表会のお祝いにも利用していただいてます」。

 

名古さんのこだわりは、基本のアレンジに何か新しい要素を加え、同じものは作らないことだ。贈られた人が毎回、新鮮な驚きや喜びを味わってほしいという気持ちが込められている。

 

「“贈った人にすごく喜んでもらえたんやで〜”と言われると本当に嬉しいですね。結婚式のバルーンのデコレーションを綿密に打ち合わせて本番を迎えた時は、新郎新婦に感謝のお手紙をいただいて感激しました」。

 

人見知りがひどくて、気の利いたことが言えないことが悩みと話す名古さん。バルーンアートは、名古さんの気持ちを代弁するツールでもあるのだ。

Baloon Shop MAJOLICA

(バルーンショップマジョリカ)

住所:新宮市佐野1028-11

パークヒルズマンション1階

電話:0735-31-2810

営業時間:11:00-18:00

休業日:不定休

 

Visual Effect

(ビジュアルエフェクト)

TEL:090-2190-2303

WEB:https://www.visual-effect.net

e-mail:qqrt9tk9k@galaxy.ocn.ne.jp  

「地域の魅力的な人々に会いに行く」をテーマに、
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新宮の魅力的な“女性”に会いに行く
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プロジェクトです。

新宮人で紹介している女性たちは、新宮市魅力発信女子部のメンバーが
推薦した約200人から、魅力的な女性を選抜し掲載しています。

その女性たちの暮らしや働き、語らいから、
新宮のことを知ってもらいたい
新宮にお越しいただきたい
そんな思いをぎゅっと詰め込みました。

女性の活躍に注目が集まる昨今、熊野信仰の歴史息づく
和歌山県新宮市を舞台に、ほかの地域にはない特色を
前面に打ち出したコンテンツを、市民、行政職員が
一体となって創造していきます。

「新宮人」プロジェクトのこれからに、ぜひご注目ください。

新宮市魅力発信女子部 一同