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スポーツクラブのインストラクターとして活躍していた長谷川園さん。料理人でサーファーの夫・恭一さんと結婚し、イタリアン料理店「Ristorante LA TANA（ラ ターナ）」をオープンしてからは、サービス担当で切り盛りする毎日だ。

「ラ ターナ」は新鮮な地元の魚介類や野菜をふんだんに使った、洗練されたイタリア料理が楽しめる店。週末のお昼は、前菜からデザートまでボリュームたっぷりでリーズナブルなコースを楽しむ地元の人でにぎわっている。

もともと身体を動かすことが大好きで、小学校４年生の時に「体育の教師になる！」と心に誓ったという長谷川さん。高校３年生のテニスの試合で足を痛め、泣く泣く大学では児童保育を専門に学んだが、スポーツへの思いは募るばかり。大学卒業と時を同じくして新宮市内にスポーツクラブがオープンすることになり、エアロビクスのインストラクターとして就職。

「ラ ターナ」で恭一さんを支える今も、週一回はキッズのサッカークラブのウォーミングアップの講師に店のオープン前に駆け付けている。また、月に一度、小学校低学年の体幹を鍛える、キッズコア体操のインストラクターも担当。

「その時間が待ち遠しくて。本当に身体を動かすことが大好きなんです。身体を動かさないと具合が悪くなっちゃうほど。最近は子どもたちのサッカーの試合を見ているのも楽しくて仕方がないですね」。

好きが高じて、日本サッカー協会の公認キッズリーダー養成講座を、忙しい合間を縫って受講しにも行った。

「いつか、子どもたちと一緒にサッカーの練習にも参加したいなぁと。年に一回行われる親子サッカーに参加させてもらってすごく楽しかったんです」。

お店の仕事との両立が目下の悩み、だそうだ。